雨の日はWiFiの電波が弱まる?

By | 2014年10月20日

雨の日にWiFiルーターを利用していると、なんだかいつもより電波が弱いと感じることはありませんか?
実はWiFiルーターの電波は雨に影響を受ける場合があるんです。

電波と言うのは光と同じような波の性質を持っています。
この波長が短い(周波数が高い)ほど、電波は雨や霧などの影響を受けやすいのです。
雨や霧により反射や吸収が繰り返され、届く電波が弱まってしまうのです。

各社使っている電波はそれぞれありますが、レンタルWiFiの機種を見てみると
ワイモバイル(イーモバイル)が1.7GHzの周波数の電波を利用しており
WiMAXは2.5GHzの周波数の電波を利用しています。
これを見るとWiMAXの方がイーモバイルより雨や霧の影響を受けやすいということになります。

実際には使用している場所や回線の混雑状況により大きく変わりますが、たとえば激しく雨が
降っていたり濃霧の中で使っていたりすると影響が出てくる場合もあるでしょう。
明確に影響を感じ取れるほど大きな差は出にくいと思いますが、もし雨や霧などの影響を気にされる場合は
少しでも影響の小さい周波数の低い電波を使っている会社を利用すると良いかもしれません。

中にはWiMAX2+の800MHzなど、周波数がかなり低い電波を利用しているサービスもありますので
そういったところでも選択の判断材料になるかもしれませんね。