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WiFiルーターのクレードルとは?

WiMAXなどの機種には「クレードル」と呼ばれる機械が付いてくるものがあります。このクレードルとはどういったものなのかご説明します。

クレードルの役割

クレードルにはLANケーブルの差込口が付いているため、クレードルを介することで有線接続が可能になります。ですので、無線の受信機能が付いていないパソコンでもLANケーブルを用いてネット接続が可能になります。無線の受信機能が付いていないデスクトップパソコンなどでネット接続したい場合には重宝する機械です。
また、充電スタンドとしても使用することができるため、いちいち充電ケーブルを差し込まなくても置くだけで簡単に充電できるようになります。些細なことですが、意外と便利なものです。

そしてもう一つの特徴として、有線のネット環境を無線化できるというメリットがあります。一般的に光回線の方が速度が早いので、自宅に光回線が通っている場合などはクレードルを介して自宅の有線のネット回線を無線化して利用する方が早い通信が可能になります。これもかなり便利な機能。

ということで意外に知られていないクレードルですが、なかなか便利な機能を持ち合わせています。購入する場所によってはタダで付いてくる場合もあるので、貰っておいて損は無いでしょう。また、WiFiレンタルサービスでもクレードルのレンタルに対応しているところがありますので、もしクレードルも使いたい方は一緒に申し込んでみるといいと思います。

WiFiルーターのバッテリーの持ち時間

WiFiルーターのバッテリーはメーカー発表だとかなり長い時間もつように設定されています。
たとえばイーモバイルのGL04Pであれば最大約10時間となっていますし、GL06Pであれば約12時間となっています。
これだけ見るとかなり長い時間使えるように思いますが、これはメーカーが発表している数値であって実際にはこれほど持たないでしょう。
メーカー発表の数値というのはメーカー側が決められた条件のもとで算出しているデータであって、必ずしもこの時間だけ使えますという保証をしている時間ではないのです。
例えば移動中で電波がとぎれとぎれになってしまったり、ぶっ通しで大容量の通信をしていたり、電波が弱い場所で使用していたり、長いこと使用していてバッテリーが弱くなっていたりした場合は想定時間よりかなり短い時間で充電が切れてしまうこともあります。
悪い条件が重なれば、満タンに充電していたとしても2~3時間で切れてしまう場合もあります。
通常の使用でも5~6時間程度でバッテリーは切れるものだと考えておいた方が無難でしょう。
なので、出来る限り充電器も持ち歩くようにするのが良いと思います。
PCで使う場合は、どの機種もだいたいUSB接続が可能になっているのでPCから給電しながら使えばバッテリーの消耗を抑えられます。
長く使用する場合は、USB接続が可能な場所ではなるべくUSBで給電しながら使うことをおすすめします。
また、電源が入っているだけで電波を探してバッテリーを消費してしまうものもあるので、使わないときは電源を切っておくなどすればバッテリーの消費を抑えられます。